ソフトバンク光の初期設定についてお調べですね。
ソフトバンク光の契約が[新規]の場合は回線工事後にインターネットに繋がるように契約者自身で初期の接続設定が必要です。また、[転用]または[事業者変更]でソフトバンク光へ乗り換えた場合でも初期接続設定は必要です。
ソフトバンク光の初期接続設定は難しくありませんのでご安心ください。
まず、初期設定を始める前に理解しておくべきことがあります。
NTTのロゴが付いたホームゲートウェイやONU、VDSL装置などの[NTT機器]だけを設置している場合はパソコンを使ってNTT機器の初期設定を実施しますが、SoftBankから有料でレンタルできる[光BBユニット]も設置する場合はNTT機器ではなく光BBユニットで初期設定を実施します。
SoftBankのロゴが付いた[光BBユニット]をレンタルして設置する場合はNTT機器で初期設定は行いません。[光BBユニット]をレンタルして設置する場合はNTT機器に同梱されている”インターネット接続ガイド”は使用しませんのでご注意ください。
この記事では、ソフトバンク光を契約後にインターネットが接続できるように初期設定するために必要な機器を解説するとともに、光BBユニットとNTT機器をケーブルで接続して初期設定する方法、そして光BBユニットがなくNTT機器だけで初期設定をする方法を解説します。
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ソフトバンク光の初期接続設定に必要な機器を解説

ソフトバンク光の契約後にインターネットに接続するための初期設定(接続設定)に必要な主な機器は以下です。

以下で詳しく解説します。
光BBユニットをレンタルしている場合は初期設定に必要
SoftBankロゴ付きの[光BBユニット]はソフトバンク光の契約者が有料でレンタル可能な機器です。

有料でレンタルできる光BBユニットは、ひかり電話が利用できる[光電話機能]やWi-Fiが利用できる[無線LAN機能]が内蔵されているブロードバンドルーターです。
光BBユニットは有料でレンタルできる”オプションサービス”なので、レンタルしなかった場合は設置しません。
ソフトバンク光の契約申し込みと同時に光BBユニットをレンタルする申し込みをした場合、[新規契約]の場合は回線工事実施日の3日前までに、[転用]または[事業者変更]で乗り換えた場合はソフトバンク光へ切り替わる日の3日前までに契約住所にSoftBankから光BBユニットが郵送されてきます。
光BBユニットをレンタルして設置した場合、[NTT機器]と[光BBユニット]をLANケーブルで接続するだけで自動で初期設定が開始されますのでとても簡単です。
ソフトバンク光の接続設定に必要なNTT機器
ソフトバンク光は[NTT東日本/NTT西日本の光回線]を利用してインターネットに接続するサービスなので、ソフトバンク光を契約した住所(部屋)にNTTのロゴが付いたNTT機器が設置されます。

[ソフトバンク光の契約内容]や[契約した建物内部の配線]によって設置されるNTT機器の機種が異なります。また、ソフトバンク光を契約したマンション内の配線方式がLAN配線方式だった場合はNTT機器が設置されないことがあります。
ソフトバンク光の契約が[新規]の場合で回線工事を実施する場合は回線工事業者がNTT機器を持参します。
(ただし、[新規]の場合で回線工事を実施しない場合は開通日の前日までに郵送されます。)
[転用]または[事業者変更]でソフトバンク光へ乗り換えた場合は基本的に既に設置されているNTT機器を利用します。
光BBユニットをレンタルせずに設置しない場合(NTT機器のみ設置する場合)には、ソフトバンク光の初期設定は基本的にパソコンを利用して設定を行います。
ソフトバンク光の初期設定を光BBユニットで実施する方法

ソフトバンク光の契約申し込み時に[光BBユニット]のレンタル申し込みもした場合には、[光BBユニット]と[NTT機器]をLANケーブルで接続してから初期設定を実施します。
以下、光BBユニットがある場合のソフトバンク光の初期設定の流れです。
- NTT機器を設置/接続する
- NTT機器と光BBユニットを接続する
- 電源を入れると自動で接続設定が開始される
- 光BBユニットのWi-Fiと接続する
以下で詳しく解説します。
Step① NTT機器を設置/接続する
まずは、設置されているNTT機器の機種(型番)を確認します。

NTT機器の側面を確認すると[PR-xxx]や[GE-xxx]のような機種(型番)が記載されています。
NTT機器の機種(型番)によってNTT機器の設置(接続)の方法が異なります。

以下、NTT機器の機種別(型番別)の設置/接続の方法です。
以下で解説するNTT機器の接続作業は回線工事の際に工事業者が完了させている場合があります。
以下、[PR-xxx][GE-xxx][GV-xxx]のいずれか1台のNTT機器が設置されている場合です。

光と記載さている差込口の[光コンセント]に[光コード]を”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

続いて、光コンセントに差し込んだ[光コード]のもう片方をNTT機器の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

NTT機器のカバーを取り外します。
そして、差込口のフタを取ってから光コードを[LINE]の差込口に差します。
以下、[VDSL-xxx][VH-xxx][RV-xxx]のいずれか1台のNTT機器が設置されている場合です。

壁の[モジュラージャック]の差込口に[モジュラーケーブル]をしっかりと差し込みます。
続いて、モジュラージャックに差し込んだ[モジュラーケーブル]のもう片方をNTT機器の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

[モジュラージャック]とはNTT加入電話(固定電話)で使用する差込口です。
(モジュラージャックには”TEL”と記載されていることがあります。)

[モジュラーケーブル]とは電話端子(コネクタ)の付いたケーブルのことです。
(主にNTT加入電話などの固定電話で使用されるケーブルです。)
以下、[RT-xxx]のNTT機器が設置されている場合です。

壁の[LAN]の差込口に[LANケーブル]をしっかりと差し込みます。
続いて、壁のLAN差込口に差し込んだ[LANケーブル]のもう片方をNTT機器の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
以下、[RS-xxx]のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、壁の[LAN]の差込口に[LANケーブル]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[小型ONU]という機器に差し込みます。

続いて、LANケーブルを差した[小型ONU]をNTT機器の[LINE]という差込口にしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
以下、[RT-xxxとGExxx]の2台、もしくは[RT-xxxとGVxxx]の2台のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、光と記載された[光コンセント]に[光コード]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[GE-xxx/GV-xxx]の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

GE-xxx/GV-xxxのカバーを取り外します。
そして、差込口のフタを取ってから光コードを[LINE]の差込口に差します。

続いて、[GE-xxx/GV-xxx]の[UNI]という差込口にLANケーブルをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[RT-xxx]の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。
以下、[RT-xxxとVDSL-xxx]の2台、もしくは[RT-xxxとVH-xxx]の2台のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、壁の[モジュラージャック]の差込口に[モジュラーケーブル]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のモジュラーケーブルを[VDSL-xxx/VH-xxx]の[LINE]という差込口にしっかりと差し込みます。

続いて、[VDSL-xxx/VH-xxx]の[LAN]という差込口にLANケーブルをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[RT-xxx]の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

[モジュラージャック]とはNTT加入電話(固定電話)で使用する差込口です。
(モジュラージャックには”TEL”と記載されていることがあります。)

[モジュラーケーブル]とは電話端子(コネクタ)の付いたケーブルのことです。
(主にNTT加入電話などの固定電話で使用されるケーブルです。)
以下、NTT機器が設置されないマンションの場合です。

NTT機器の設置が不要なマンションの場合、SoftBankからレンタルした[光BBユニット]に付属している”灰色”のLANケーブルを壁の[LAN]の差込口にをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[光BBユニット]の[インターネット回線]という差込口にしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
Step② NTT機器と光BBユニットを接続する

今度はStep①で設置したNTT機器とSoftBankのロゴが付いた[光BBユニット]を配線で接続します。
NTT機器の機種(型番)によって光BBユニットと接続するための差込口が異なります。

以下、NTT機器の機種別(型番別)の光BBユニットと接続する方法です。
以下、[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]を光BBユニットと接続する方法です。

SoftBankからレンタルした[光BBユニット]に付属している”灰色”のLANケーブルを使って[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]のLAN差込口にしっかりと差し込んでください。
[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]には4つのLAN差込口がありますが、どの差込口を使っても問題ありません。
続いて、もう片方のLANケーブルを光BBユニットのインターネット回線差込口にしっかりと差し込みます。
[RT-xxx]の場合はもう1台のNTT機器が設置される場合がありますが、2台のNTT機器が設置される場合でも上記と同じように[RT-xxx]のLAN差込口にLANケーブルを差し込んで光BBユニットと接続してください。
以下、[GE-xxx]または[GV-xxx]を光BBユニットと接続する方法です。

SoftBankからレンタルした[光BBユニット]に付属している”灰色”のLANケーブルを使って[GE-xxx]または[GV-xxx]のUNI差込口にしっかりと差し込んでください。
続いて、もう片方のLANケーブルを光BBユニットのインターネット回線差込口にしっかりと差し込みます。
以下、[VDSL-xxx]または[VH-xxx]を光BBユニットと接続する方法です。

SoftBankからレンタルした[光BBユニット]に付属している”灰色”のLANケーブルを使って[VDSL-xxx]または[VH-xxx]のLAN差込口にしっかりと差し込んでください。
続いて、もう片方のLANケーブルを光BBユニットのインターネット回線差込口にしっかりと差し込みます。
Step③ 電源を入れると自動で接続設定が開始される

Step①とStep②でNTT機器と光BBユニットの接続を完了させたら、それぞれに電源を入れます。
NTT機器と光BBユニットには電源ボタンがありません。
そのため、付属の電源アダプタを機器に差し込んでからコンセントに差すと電源が入ります。
光BBユニットに電源を入れると[電源]ランプが点灯します。

光BBユニットに電源を入れて[電源]ランプが点灯したら自動設定が開始されますので3~5分程度待ってください。

光BBユニットの[電源]と[回線]の2つのランプが緑で点灯したら初期の接続設定は完了です。

光BBユニットの[電源]と[回線]の両方のランプが緑点灯すれば、既にソフトバンク光の初期設定は完了していますので、ソフトバンク光でインターネットが利用できる状態です。
光BBユニットに内蔵されているWi-Fiが利用可能となる[Wi-Fiマルチパック]というオプションにも加入している場合には[Wi-Fi]ランプも点灯します。また、光電話にも加入している場合には[光電話]ランプまたは[ステータス]ランプも点灯します。
5分以上経過しても[回線]がランプがオレンジ色で点灯・点滅している場合には、光BBユニットの電源アダプタをコンセントから抜いて電源を切って1分程度待ちます。1分程度経過したら再び光BBユニットの電源アダプタをコンセントに差して電源を入れて3~5分程度待ちます。
それでも回線ランプがオレンジに点灯・点滅した場合はSoftBankへ問い合わせしてください。
Step④ 光BBユニットのWi-Fiと接続する
ソフトバンク光の初期設定を光BBユニットで完了させたら、パソコンやスマホなどで光BBユニットが発信するWi-Fiに接続してインターネットが利用できるかを確認してみましょう。
Wi-Fiマルチパックに未加入の場合は光BBユニット内蔵の無線LAN機能は作動せずWi-Fiが利用できません。
光BBユニットの無線LAN機能でWi-Fiを利用したい場合はオプションサービスである[Wi-Fiマルチパック]の加入が必要です。
以下、Wi-Fiマルチパックにも加入していることを前提に、光BBユニットのWi-Fiと接続する方法を解説します。
スマホで光BBユニットのWi-Fiを利用する設定方法
光BBユニットのWi-Fiをスマホで接続する設定は、光BBユニットに同梱されている[Wi-Fi設定情報ラベル]を利用することで簡単にスマホのWi-Fi接続設定が可能です。

上記の画像が光BBユニットに同梱されている[Wi-Fi設定情報ラベル]です。
(シールになっていますので、光BBユニット本体などに貼り付けてもいいです。)
以下、スマホ(iPhone)で光BBユニットのWi-Fiを利用する接続設定です。
(androidスマホでも同じ流れで設定できます。)

- カメラを起動する
スマホのホーム画面にあるカメラをタップして起動させます。 - QRコードを読み取る
起動させたカメラで[Wi-Fi設定情報ラベル]のQRコードを読み取ります。
[ネットワーク”xxxxxxxxx-xx”に接続]をタップする。
QRコードは2つあってどちらを利用しても構いません。 - 接続する
「接続しますか?」などが表示されるので[接続]や[はい]などをタップします。

スマホのホーム画面に戻って画面上部に[Wi-Fiマーク]が表示されていればWi-Fiの接続設定完了です。
光BBユニットでは[5GHz]と[2.4GHz]の特徴が異なる周波数帯のWi-Fiが利用できます。
パソコンで光BBユニットのWi-Fiを利用する設定方法
光BBユニットのWi-Fiをパソコンで接続する設定は、光BBユニットに同梱されている[Wi-Fi設定情報ラベル]に記載されている【SSID】と【暗号キー】を利用します。

Wi-Fi設定情報ラベルに記載の[SSID]と[暗号キー]は光BBユニットの本体側面にも記載されています。
以下、パソコン(Windows11)で光BBユニットのWi-Fiを利用する接続設定です。
(macOSでも同じ流れで設定できます。)
Wi-Fiをオフからオンにする

パソコン右下にある[地球マーク]をクリックして選択します。

続いて、Wi-Fiの[>]をクリックして選択します。

上記画像のように「Wi-Fiがオフです」と表示されたら、上部スライドをクリックして選択します。
光BBユニットと同じSSIDを選ぶ

現在、パソコンが受信しているWi-Fiの一覧が表示されますので、[光BBユニット本体側面]または[Wi-Fi設定情報ラベル]に記載されている同じSSIDを選択してください。
[xxxxxx-2G][xxxxxx-5G]と2つのWi-Fiが利用できますが、ここでは壁などの障害物に強く遠くまで届きやすい2.4GHzの周波数を利用するWi-Fiの[xxxxxx-2G]を選択してください。
暗号キーを正しく入力する

記載されている同じSSIDを選択したら[接続ボタン]を押します。

すると、ネットワークセキュリティの入力を求められますので、[光BBユニット本体側面]または[Wi-Fi設定情報ラベル]に記載されている[暗号キー]を正しく入力して[次へボタン]を押してください。

「接続済み、セキュリティ保護あり」と表示され、下部に[Wi-Fiマーク]が表示されればWi-Fi接続は完了です。
ソフトバンク光の初期設定をNTT機器だけで実施する方法

ソフトバンク光の契約申し込み時に[光BBユニット]のレンタル申し込みしなかった場合は光BBユニットを利用せずに設置された[NTT機器]だけでインターネットに接続するための初期設定を実施します。
以下、光BBユニットがない場合のソフトバンク光の初期設定の流れです。
光BBユニットがない場合の初期設定にはパソコンが必要です。
- NTT機器を設置/接続する
- NTT機器とパソコンをLANケーブルで接続する
- パソコンでユーザー認証設定(PPPoE設定)を実施する
以下で詳しく解説します。
Step① NTT機器を設置/接続する
まずは、設置されているNTT機器の機種(型番)を確認します。

NTT機器の側面を確認すると[PR-xxx]や[GE-xxx]のような機種(型番)が記載されています。
NTT機器の機種(型番)によってNTT機器の設置(接続)の方法が異なります。

以下、NTT機器の機種別(型番別)の設置/接続の方法です。
以下で解説するNTT機器の接続作業は回線工事の際に工事業者が完了させている場合があります。
以下、[PR-xxx][GE-xxx][GV-xxx]のいずれか1台のNTT機器が設置されている場合です。

光と記載さている差込口の[光コンセント]に[光コード]を”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

続いて、光コンセントに差し込んだ[光コード]のもう片方をNTT機器の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

NTT機器のカバーを取り外します。
そして、差込口のフタを取ってから光コードを[LINE]の差込口に差します。
以下、[VDSL-xxx][VH-xxx][RV-xxx]のいずれか1台のNTT機器が設置されている場合です。

壁の[モジュラージャック]の差込口に[モジュラーケーブル]をしっかりと差し込みます。
続いて、モジュラージャックに差し込んだ[モジュラーケーブル]のもう片方をNTT機器の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

[モジュラージャック]とはNTT加入電話(固定電話)で使用する差込口です。
(モジュラージャックには”TEL”と記載されていることがあります。)

[モジュラーケーブル]とは電話端子(コネクタ)の付いたケーブルのことです。
(主にNTT加入電話などの固定電話で使用されるケーブルです。)
以下、[RT-xxx]のNTT機器が設置されている場合です。

壁の[LAN]の差込口に[LANケーブル]をしっかりと差し込みます。
続いて、壁のLAN差込口に差し込んだ[LANケーブル]のもう片方をNTT機器の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
以下、[RS-xxx]のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、壁の[LAN]の差込口に[LANケーブル]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[小型ONU]という機器に差し込みます。

続いて、LANケーブルを差した[小型ONU]をNTT機器の[LINE]という差込口にしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
以下、[RT-xxxとGExxx]の2台、もしくは[RT-xxxとGVxxx]の2台のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、光と記載された[光コンセント]に[光コード]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[GE-xxx/GV-xxx]の[LINE]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

GE-xxx/GV-xxxのカバーを取り外します。
そして、差込口のフタを取ってから光コードを[LINE]の差込口に差します。

続いて、[GE-xxx/GV-xxx]の[UNI]という差込口にLANケーブルをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[RT-xxx]の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。
以下、[RT-xxxとVDSL-xxx]の2台、もしくは[RT-xxxとVH-xxx]の2台のNTT機器が設置されている場合です。

まずは、壁の[モジュラージャック]の差込口に[モジュラーケーブル]をしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のモジュラーケーブルを[VDSL-xxx/VH-xxx]の[LINE]という差込口にしっかりと差し込みます。

続いて、[VDSL-xxx/VH-xxx]の[LAN]という差込口にLANケーブルをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルを[RT-xxx]の[WAN]という差込口に”カチッ”と音がするまでしっかりと差し込みます。

[モジュラージャック]とはNTT加入電話(固定電話)で使用する差込口です。
(モジュラージャックには”TEL”と記載されていることがあります。)

[モジュラーケーブル]とは電話端子(コネクタ)の付いたケーブルのことです。
(主にNTT加入電話などの固定電話で使用されるケーブルです。)
以下、NTT機器が設置されないマンションの場合です。

NTT機器の設置が不要なマンションでSoftBankから[光BBユニット]をレンタルしていない場合はLANケーブルを壁の[LAN]の差込口にをしっかりと差し込みます。
そして、もう片方のLANケーブルをパソコンの[LAN]差込口にしっかりと差し込みます。
[LAN]の差込口が壁にある場合は、差込口に”LAN”や”INTERNET”と記載されています。
Step② NTT機器とパソコンをLANケーブルで接続する

今度はStep①で設置したNTT機器とパソコンをLANケーブルで接続します。
NTT機器の機種(型番)によってパソコンと接続するための差込口が異なります。

以下、NTT機器の機種別(型番別)のパソコンと接続する方法です。
以下、[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]とパソコンを接続する方法です。

個別に用意したLANケーブルを[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]のLAN差込口にしっかりと差し込んでください。
[PR-xxx][RS-xxx][RT-xx][RV-xxx]には4つのLAN差込口がありますが、どの差込口を使っても問題ありません。
続いて、もう片方のLANケーブルをパソコンのLAN差込口にしっかりと差し込みます。
[RT-xxx]の場合はもう1台のNTT機器が設置される場合がありますが、2台のNTT機器が設置される場合でも上記と同じように[RT-xxx]のLAN差込口にLANケーブルを差し込んで光BBユニットと接続してください。
以下、[GE-xxx][GV-xxx]とパソコンを接続する方法です。

個別に用意したLANケーブルを[GE-xxx][GV-xxx]のUNI差込口にしっかりと差し込んでください。
続いて、もう片方のLANケーブルをパソコンのLAN差込口にしっかりと差し込みます。
以下、[VDSL-xxx][VH-xxx]とパソコンを接続する方法です。

個別に用意したLANケーブルを[VDSL-xxx][VH-xxx]のLAN差込口にしっかりと差し込んでください。
続いて、もう片方のLANケーブルをパソコンのLAN差込口にしっかりと差し込みます。
NTT機器とパソコンをLANケーブルで接続したら、NTT機器に付属している電源アダプタをNTT機器に差し込んでからコンセントに差して電源を入れていください。
MacBook Airなど一部のパソコンではLAN差込口がなくLANケーブルが差し込めないパソコンがあります。その場合は[LANアダプタ」を別途用意する必要があります。
Step③ パソコンでユーザー認証設定(PPPoE設定)を実施する
続いて、ソフトバンク光でインターネットが接続できるようにパソコンを使ってNTT機器の[ユーザー認証設定(PPPoE設定)]を行います。

NTT機器と接続するだけでインターネットを利用できるとセキュリティに問題があるので、上記のイラストのようにNTT機器にはインターネットが利用できないように鍵が掛かっているイメージです。その鍵をパソコンを使って開けてインターネットが利用できるようにする設定が[ユーザー認証設定]です。

ユーザー認証設定には[認証ID(S-ID)]と[パスワード]が必要です。
ユーザー認証設定に必要な[認証ID(S-ID)]と[パスワード]は、ソフトバンク光の契約後にSoftBankから送られてくる[インターネットご利用開始のご案内]に記載されています。
NTT機器の機種別(型番別)によって[ユーザー認証設定]の方法に違いがあります。
設置されているNTT機器が上記の場合のユーザー認証設定はこちら
設置されているNTT機器が上記の場合のユーザー認証設定はこちら
ユーザー認証設定方法①
以下、設置されているNTT機器が[PR-xxx][RV-xxx][RT-xxx][RS-xxx]のいずれか単体の場合、そして[RT-xxx+GExxx][RT-xxx+GVxxx][RT-xxx+VDSL-xxx][RT-xxx+VH-xxx]の2台の場合は、以下の方法でユーザー認証設定を行います。

NTT機器とLANケーブルで接続したパソコンのWebブラウザを開いてアドレスバーに[http://ntt.setup/]または[192.168.1.1]と入力してキーボードのEnterキーを押してアクセスします。

初めてNTT機器の設定を行う場合は、上記の画像のように[機器設定用パスワードの初期設定]という画面が表示されます。(既に他社サービスで同じNTT機器を使用していた場合には表示されません。)
任意の(お好きな)半角英数の[パスワード]を入力してから[設定ボタン]を押してください。
設定したパスワードはメモをして大切に保管してください。

Windowsセキュリティという画面が開いたら、以下を入力して[OKボタン]を押します。
ユーザー名:user
パスワード:先ほど任意で設定したパスワード

- 利用タイプ:[インターネット接続先を設定する]を選択
- 接続名:入力しなくてもよい(任意)
接続先ユーザ名:[インターネットご利用開始のご案内]に記載の[認証ID(S-ID)]
接続パスワード:[インターネットご利用開始のご案内]に記載の[パスワード] - [設定ボタン]を押す
ユーザー認証設定方法②
以下、設置されているNTT機器が[GE-xxx][GV-xxx][VDSL-xxx][VH-xxx]のいずれか単体の場合、そしてNTT機器を設置しないマンションの場合は、以下の方法でユーザー認証設定を行います。
以下、Windowsでソフトバンク光のユーザ―認証設定をする方法を解説します。
Windows以外のMacOSのユーザー認証設定はSoftBank公式サイトをご覧ください。
まず、NTT機器と接続したWindowsパソコンを起動します。

①画面下の検索で[コントロールパネル]と入力して、②表示された[コントロールパネル]を選択します。

コントロールパネル画面が開いたら、③[ネットワークの状態とタスクの表示]を選択します。

続いて、ネットワークと共有センター画面が開いたら、④[新しい接続またはネットワークのセットアップ]を選択します。

続いて、⑤[インターネットに接続します][ブロードバンドまたはダイヤルアップによるインターネットへの接続を設定します。]して、次へボタンを押します。

続いて、⑥[ブロードバンド(PPPoE)(R)]を選択します。

- ユーザー名には、[インターネットご利用開始のご案内]に記載されている[認証ID(S-ID)]を正しく入力します。
認証ID(S-ID)は[@]を含む記載されている全てを入力してください。 - パスワードには、[インターネットご利用開始のご案内]に記載されている[パスワード]を正しく入力します。
- [このパスワードを記憶する]にチェックを入れます。
- 接続名には、接続先を区別するための任意の名前を入力してください。
「ソフトバンク光」などでも構いません。
まとめ
この記事ではソフトバンク光を契約後に実施する初期設定(接続設定)を解説しました。
ソフトバンク光の初期設定はSoftBankから有料でレンタルできる[光BBユニット]を設置するか、それとも[光BBユニット]を設置しないかによって設定の流れに違いがあります。
光BBユニットを設置する場合のソフトバンク光の初期設定の大まかな流れは以下です。
- NTT機器を設置/接続する
- NTT機器と光BBユニットを接続する
- 電源を入れると自動で接続設定が開始される
- 光BBユニットのWi-Fiと接続する
NTTのロゴが付いた[NTT機器]を設置後に、NTT機器と光BBユニットをLANケーブルで接続します。その後、NTT機器と光BBユニットの電源を入れると自動で接続設定が実施されます。
一方、光BBユニットを設置しない場合のソフトバンク光の初期設定の大まかな流れは以下です。
- NTT機器を設置/接続する
- NTT機器とパソコンをLANケーブルで接続する
- パソコンでユーザー認証設定(PPPoE設定)を実施する
NTTのロゴが付いた[NTT機器]を設置後に、NTT機器とパソコンをLANケーブルで接続します。その後、パソコンを使ってソフトバンク光のインターネットが利用できるように[ユーザー認証設定(PPPoE設定)]を行います。
ソフトバンク光の初期設定は有料でSoftBankからレンタルできる[光BBユニット]があれば、どなたでも簡単に行えます。
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