ソフトバンク光の固定電話オプションサービス［BBフォン］をお調べですね。
ソフトバンク光の固定電話オプションサービスでは［ホワイト光電話］［光電話(N)］［BBフォン］の3種類のひかり電話に加入することが可能ですが、BBフォンの主な特徴をまとめた表は以下です。
| 使用する電話番号 | 050番号 |
| 電話番号引き継ぎ (番号ボータビリティ) | 不可 |
| FAX | 利用可能 |
| 電話番号追加 | 不可 |
| フリーダイヤル | 発信不可 |
| 緊急通報 | 発信不可 |
| 工事の立ち会い | 不要 |
ソフトバンク光の［BBフォン］では申し込み後に050から始まる電話番号が新規発番されます。
BBフォンでは新規発番される050番号を使用するため市外局番の電話番号は使用できません。
そのため、BBフォンとは現在ご使用中の市外局番の電話番号は番号ポータビリティが不可です。
また、BBフォンではフリーダイヤルや緊急通報（110番、119番など）へ発信できない等の注意点があります。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ソフトバンク光のBBフォンの特徴を徹底解説
ソフトバンク光ではインターネット契約に付加する形で様々なオプションサービスにも加入することができますが、固定電話のオプションサービスである［BBフォン］と呼ばれる”ひかり電話（IP電話）”も提供されています。
そこで以下では、ソフトバンク光の契約者が加入できるオプションサービスである［BBフォン］の特徴を解説します。
インターネット回線（光回線）を利用した音声通話サービス
ソフトバンク光は［光回線］を利用してインターネットに接続するサービスです。
ソフトバンク光の音声通話（固定電話）のオプションサービスであるBBフォンも［光回線］を利用します。
従来の固定電話（NTT加入電話）はメタル回線（銅線のケーブル）を利用しますが、ソフトバンク光のBBフォンは［IP電話］と呼ばれるインターネット回線を利用して音声通話が可能となるサービスです。
050から始まる電話番号を使用する
ソフトバンク光の固定電話オプションサービスである［BBフォン］で使用する電話番号は050番号です。
| 使用する電話番号 | 050番号 |
BBフォンでは03や06などの市外局番の電話番号は使用できません。
BBフォンに加入申し込みをすると、BBフォンで使用する050から始まる電話番号が新規発番されます。
SoftBankが新規発番した050番号をBBフォンでは使用します。
（新規発番される050番号は好きな電話番号を指定できず、ランダムに発番されます。）
引っ越ししても同じ電話番号が使用できる
BBフォンは［050］の電話番号を使用しますので、市外局番の電話番号は使用できません。
しかし、BBフォンで使用する050の電話番号は管轄・収容局が異なる住所へ引っ越しをしても引っ越し先でも同じ電話番号をBBフォンでも使用できるメリットがあります。
例えば、大阪府で［06］の市外局番の電話番号を使用していて、市外局番が［03］となる東京都へ引っ越しした場合は今まで使用していた06の電話番号は使用できません。しかし、BBフォンで使用する［050］なら大阪府から東京都へ引っ越ししても同じ電話番号を使用できます。
SoftBank携帯宛の国内通話料は24時間無料
［ホワイトコール24］に加入済みのBBフォンからSoftBank携帯宛てに発信した場合は24時間国内通話料が無料です。
BBフォンからソフトバンク携帯電話への国内通話料が24時間無料となるBBフォンのオプションサービスです。
引用：https://tm.softbank.jp/consumer/wh_roaming/option/whcall24/
以下の表はホワイトコール24の概要です。
| 申込費用 （登録料） | 無料 |
| 月額利用料 | 無料 |
| 内容 | BBフォンから SoftBank携帯へ通話した際の 国内通話料が24時間無料 |
BBフォンからSoftBank携帯電話宛ての国内通話料が無料となる［ホワイトコール24］はBBフォンのオプションサービスです。ホワイトコール24の申し込みや月額利用料はすべて無料です。
そのため、BBフォンに加入したら［ホワイトコール24］への申し込みがお得です。
家族のSoftBank携帯からBBフォン宛ての通話料も無料に
［ホワイトコール24］はBBフォンからSoftBank携帯宛ての国内通話料が無料となるオプションサービスですが、BBフォン加入者と加入者家族が契約するSoftBank携帯電話にも最大10回線までホワイトコール24を登録できます。
［ホワイトコール24］を登録した家族のSoftBank携帯電話からBBフォン宛ての国内通話料も24時間無料となります。
BBフォン加入者の家族が契約するSoftBank携帯電話もBBフォンのオプションである［ホワイトコール24］を最大10回線まで登録することができますが、ホワイトコール24を登録したSoftBank携帯電話から下記の固定電話サービス宛てへ発信しても国内通話料が24時間無料となります。
ホワイトコール24登録済みのSoftBank携帯から通話料無料となる通話先：
ホワイト光電話、おうちのでんわ、おとく光電話、BBフォン、ケーブルライン、ひかりdeトークS、NURO 光 でんわ
SoftBank提供の固定電話サービス宛の国内通話料も24時間無料
BBフォンから以下の固定電話サービス宛へ発信した国内通話料も24時間いつでも無料となります。
BBフォンから発信した通話料が無料となる固定電話サービスは以下です。
BBフォンから電話をかけると国内通話料は無料となる上記の固定電話サービスはSoftBankが提供している固定電話サービスです。
BBフォンはSoftBankが提供する固定電話サービスですが、BBフォンと同じようにSoftBank提供の固定電話サービス（ホワイト光電話やおうちのでんわなど）へ発信しても通話料無料となります。
ソフトバンク光のBBフォンの通話料等の費用を解説
上記ではソフトバンク光の固定電話オプションサービスである［BBフォン］の特徴を解説しましたが、ここからは［BBフォン］に加入する際の発生する費用について解説します。
初期費用（工事費等）や月額基本料は無料
以下、BBフォンの初期費用と月額基本料です。
| 初期費用 （工事費等） | 無料 |
| 月額基本料 | 無料 |
BBフォンに加入に伴う初期費用（工事費等）は無料です。
また、BBフォンの月額基本料も無料です。
ソフトバンク光の固定電話オプションサービス（ひかり電話）は［ホワイト光電話］［光電話（N）］［BBフォン］の3種類が提供されていますが、［BBフォン］だけが月額基本料は無料です。
BBフォンの月額基本料は無料です。そのため、BBフォンから発信しなかった月は通話料は請求されませんので、BBフォンに対する請求は0円となります。
BBフォンでは光BBユニットレンタル（月額513円）が必要
ソフトバンク光のBBフォンを利用するには［光BBユニット］と呼ばれる機器が必要です。
上記写真の［光BBユニット］はBBフォンを利用するために必要となる機器です。
| 光BBユニットレンタル | 513円／月 |
BBフォンでは［光BBユニット］のレンタルが必要となるため、BBフォンの月額利用料に加えて光BBユニットレンタル料（月額513円）の支払いも必要となります。
ソフトバンク光のオプションサービスでレンタル可能な［光BBユニット］は、BBフォンなど”ひかり電話機能”やWi-Fiが利用できる”無線LAN機能”が内蔵されている機器です。
無線LAN機能を利用する場合は［Wi-Fiマルチパック（月額1,089円）］と呼ばれるオプションにも加入が必要です。
BBフォンから発信した際の通話料
BBフォンの月額基本料は0円なので通話しなかった月のBBフォンに対する料金の請求はありません。
しかし、BBフォンで発信した場合は通話料の支払いが発生します。
以下、BBフォンから発信した場合の主な通話料です。
| 国内固定電話宛 他社IP電話宛 | 全国一律 8.789円/3分 |
| SoftBank携帯宛 | ホワイトコール24加入で 通話料無料 ホワイトコール24未加入で 17.6円／分 |
| SoftBank提供の 固定電話宛(※1) | 通話料無料 |
| 他社携帯電話宛 | 午後11時から午前8時まで 22円／60秒 午前8時から午後11時まで 27.5円／60秒 |
| 国際電話 | アメリカ：7.99円/分 中国：30円/分 台湾：31円/分 韓国：31円/分 シンガポール：31円/分 カナダ：12円/分 イギリス：23円/分 フランス：23円/分 オーストラリア：23円/分 |
(※1)：ホワイト光電話／おうちのでんわ／BBフォン／ケーブルライン／ひかりdeトークS／NURO 光 でんわ
BBフォンに加入後に別途［ホワイトコール24］を申し込みするとSoftBank携帯電話宛の国内通話料が24時間いつでも無料になるのでお得です。（ホワイトコール24の申し込みや月額利用料等はすべて無料です。）
以下、BBフォンから発信できる［3桁特番］です。
また、BBフォンで［3桁特番］を利用した場合の料金（通話料）です。
| 電話番号案内 （104） | 午前8時～午後11時 1案内目：66円 2案内目以降：99円/案内 午後11時～翌午前8時 165円/案内 |
| 時報 （117） | 8.789円／3分 |
| 引越に関する窓口 （116） | 無料 |
BBフォン専用のオプションと利用料金
ソフトバンク光の［BBフォン］には様々な電話機能（オプション）を追加することが可能です。
以下、BBフォンに追加可能なオプションサービスと月額利用料（オプション料）です。
| オプション名 | 月額利用料 |
|---|---|
| 通話相手先への番号通知 | 無料 |
| 相手先電話番号の下4桁表示 | 無料 |
| Web明細 | 無料 |
| 番号表示サービス | 月額330円 登録設定料：770円(※2) |
| ケータイ割30 | 月額330円 |
| 転送電話サービス | 月額330円 登録設定料：550円(※2) |
| BBフォンオプションパック ケータイ割30＋番号表示サービス＋転送電話サービス | 月額550円 登録設定料：550円(※2) |
| ホワイトコール24 | 無料 |
(※2)ソフトバンク光の申し込みと同時に申し込みした場合は不要
ソフトバンク光でおうち割適用目的ならBBフォンをオススメする理由
SoftBank/Y!mobileの対象プランで携帯電話を契約中の方が、ソフトバンク光のインターネット契約に加えて指定オプションサービスに加入すると［おうち割 光セット］と呼ばれるセット割引を適用できます。
おうち割 光セットの提供条件でもある指定オプションサービスに”ひかり電話”である［ホワイト光電話］［光電話（N）］［BBフォン］のいずれかが含まれており、おうち割の提供目的で”ひかり電話”に加入するなら［BBフォン］がおすすめです。
おうち割 光セットの適用条件などの基礎知識
［おうち割 光セット］を適用するにはソフトバンク光のインターネット契約に加えて以下のすべての指定オプションに加入することも条件です。
おうち割を適用するために加入条件となっているソフトバンク光の指定オプションサービスの”ひかり電話”は［BBフォン］か［ホワイト光電話］のいずれかです。
また、［光電話（N）］の場合はBBフォンにも加入することが条件です。
おうち割 光セットが適用されると、SoftBank/Y!mobileの対象プランの携帯電話料金が毎月割引されます。
以下では、SoftBankとY!mobileに分けて［おうち割 光セット］の対象プランと毎月の割引額を解説しています。
以下、SoftBankの［おうち割 光セット］の対象プランと毎月の割引額です。
| 対象プラン | 割引額/月 |
|---|---|
| データプランペイトク無制限 データプランペイトク50 データプランペイトク30 データプランメリハリ無制限＋ データプランミニフィット＋ データプランメリハリ無制限 データプランメリハリ データプランミニフィット データプラン50GB＋ データプランミニ | 1,100円割引 |
| データ定額 50GBプラス ミニモンスター | 1,100円割引 |
| データ定額 50GB／20GB／5GB | 1,100円割引 |
| データ定額（おてがるプラン専用） データ定額ミニ 2GB／1GB データ定額（3Gケータイ） | 550円割引 |
| パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G 4G/LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット＋ | 1,100円割引 |
| パケットし放題フラット for シンプルスマホ (iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G | 550円割引 |
以下、Y!mobileの［おうち割 光セット］の対象プランと毎月の割引額です。
| 対象プラン | 割引額/月 |
|---|---|
| シンプル 2 S | 1,100円割引 |
| シンプル 2 M/L | 1,650円割引 |
| シンプル S/M/L | 1,188円割引 |
| スマホベーシックプランS/M/R/L スマホプラン S データベーシックプラン L データプラン L Pocket WiFi プラン 2 | 550円割引 |
| スマホプラン M/R | 770円割引 |
| スマホプラン L | 1,100円割引 |
おうち割適用目的なら初期費用が無料のBBフォン
上記で解説したように、［おうち割 光セット］を適用するにはソフトバンク光の指定オプションサービスとして”ひかり電話”の［BBフォン］又は［ホワイト光電話］又は［光電話(N)＋BBフォン］のいずれかの加入も条件です。
しかし、おうち割 光セットの適用目的だけでひかり電話に加入する場合は初期費用が無料の［BBフォン］がおすすめです。
ソフトバンク光のひかり電話サービスの初期費用は以下です。
| ひかり電話サービス | 初期費用 |
|---|---|
| ホワイト光電話 | 電話番号新規の場合 1,100円 電話番号引継の場合 3,300円 (番号ポータビリティ） |
| 光電話(N) | 基本工事費 3,300円～9,350円 交換機等工事費 1,100円～ 機器工事費 設置工事：1,650円 設定工事：1,100円 |
| BBフォン | 無料 |
［ホワイト光電話］や［光電話（N）］に加入すると初期費用として手数料や工事費などの支払いが発生してますが、［BBフォン］に加入した場合は初期費用は0円です。
そのため、おうち割 光セットを適用するためだけに”ひかり電話サービス”に加入する場合は初期費用が無料の［BBフォン］に加入することをおすすめします。
私はソフトバンク光を契約していますが、おうち割を適用したいけどひかり電話は必要ないので［BBフォン］に加入しています。おうち割適用目的でBBフォンに加入しているので、電話機を置いていませんしBBフォンで通話したこともありません。
おうち割適用で指定オプションが割引になる
おうち割 光セットの適用条件でもある”指定オプション”に加入しておうち割を適用すると、指定オプションが［オプションパック］にまとめられて月額利用料が割引されます。
| BBフォン | 0円 |
| 光BBユニットレンタル | 月額513円 |
| Wi-Fiマルチパック | 月額1,089円 |
| 合計（小計） | 月額1,602円 |
| おうち割適用後 (オプションパック) | 月額550円 |
［BBフォン］、［光BBユニットレンタル］、［Wi-Fiマルチパック］の合計のオプション利用料は月額1,602円ですが、おうち割 光セットを適用すると3つのオプションは”オプションパック”にまとめられて月額550円で利用できます。
ソフトバンク光のBBフォンの知っておきたい注意点
ここからは、ソフトバンク光の固定電話オプションサービスである［BBフォン］の申し込み前に最低限知っておきたい注意点について解説します。
以下はBBフォンの主な注意点です。
以下で詳しく解説します。
市外局番でなく［050］の電話番号を使用する
BBフォンでは［050］から始まる電話番号を使用します。
そのため、BBフォンでは03や06などから始まる市外局番の電話番号は使用できません。
BBフォンへ加入すると任意の050から始まる電話番号がSoftBankから発番され、発番された新しい050の電話番号をBBフォンで使用します。（050の電話番号は任意で発番されるため指定はできません。）
他社で使用している電話番号は引き継げない
上記で解説したように、BBフォンで使用する電話番号は加入時にBBフォン専用の050番号として新規発番されます。
そのため、BBフォンは他社の固定電話で使用する同じ電話番号を引き継ぎ使用できません。
（BBフォンは番号ボータビリティができません。）
他社のIP電話（ひかり電話）で使用する電話番号が［050番号］であっても、BBフォンで同じ電話番号を使用することはできません。
使用している市外局番の電話番号をソフトバンク光の”ひかり電話サービス”で引き継ぎ使用したい場合（番号ポータビリティしたい場合）は、［ホワイト光電話］または［光電話（N）］への加入を検討しましょう。
フリーダイヤルや緊急通報など発信できない番号がある
110・119などの［3桁番号］、0120・0800などの［通話開始番号］でBBフォンから発信できない番号があります。
110、113、114、115、118、119、122、141、171、177、188、189
また、以下の通話開始番号もBBフォンで提供できません。
通話開始番号とは、電話をかける際にダイヤルする最初の番号のこと。
＊、#、001、0031、0032、0033、0034、0035、0036、0037、0038、0039、0041、0046、0051、0052、0053、0055、0056、0057、0060、0061、0062、0063、0065、0066、0067、0073、0074、0077、0078、0081、0082、0083、0084、0088、0089、0091、0120、0140、0160、0170、0180、020、0570、060、0800、0990、0000
上記の数字から始まる電話番号はBBフォンから発信できません（提供されていません）ので申し込み前に理解しておきましょう。
まとめ
この記事ではソフトバンク光の固定電話オプションサービス［BBフォン］について解説しました。
ソフトバンク光のインターネット契約に付加できるオプションサービスである［BBフォン］は、インターネット接続で使用する［光回線］を使って音声通話を行う固定電話（IP電話）です。
BBフォンに加入すると050で始まる電話番号が新規で発番され、その発番された電話番号をBBフォンで使用します。そのため、市外局番の電話番号は使用できませんし、他の固定電話サービスで使用する電話番号を引き継ぎ使用できません。
BBフォンは、SoftBank携帯電話宛ての国内通話料が24時間いつでも無料となるほか、SoftBankが提供する固定電話サービス（ホワイト光電話やおうちのでんわ、BBフォンなど）への通話料む24時間いつでも無料となります。（SoftBank携帯宛への通話料が無料になるには”ホワイトコール24”への加入が必要です。）
BBフォンに加入した際の初期費用（工事費など）は一切不要で、月額基本料も無料です。（ただし、BBフォンから発信して通話した場合は通話料の支払いは発生します。）
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この記事ではソフトバンク光の固定電話オプションサービスである［BBフォン］のサービス内容（特徴）や支払いが発生する費用を解説するとともに、［BBフォン］をオススメする方とはどんな方なのかをまとめて解説します。