ソフトバンク光のクラウドボックス(CloudBox)を解約して良いのかお悩みですね。
ソフトバンク光の料金明細(内訳)を確認すると、申し込みをした記憶がない[クラウドボックス(CloudBox)]という謎のサービスに加入していた方がいらっしゃいます。
ソフトバンク光の料金に[クラウドボックス]の月額利用料が合算されて毎月請求されている方から「クラウドボックスは解約していいのか?」「クラウドボックスの申し込みはいつしたのか?」という質問を受けることがあります。
この記事では、[クラウドボックス]に加入するソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の契約者を対象に、様々な情報を解説していきますが、先に結論から申し上げます。
[クラウドボックス]はサービスはSoftBankのサービスではなくStockTech株式会社が提供しているサービスで、ソフトバンク光のインターネット接続には関係ないサービスなので、[クラウドボックス]が不要であればいつ解約しても問題ありません。
[クラウドボックス]はインターネット接続に関わらないサービスなので解約するとインターネットに接続できなくなる、ということは一切ありませんので不要あれば安心して解約してください。
この記事では、ソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の契約者を対象に月額料金に毎月合算請求されている[クラウドボックス]とはどのようなサービスなのかを解説するとともに、[クラウドボックス]の解約方法や合算請求されている「他社サービス利用料金回収代行」について、そして[クラウドボックス]に加入してしまった原因を解説します。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ソフトバンク光の料金に合算されているクラウドボックスとは

ソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の契約者の中に、「クラウドボックス(CloudBox)」という謎のサービスにも加入していた方が稀にいらっしゃいます。
クラウドボックス加入者のほどんどが「こんな知らないサービスに申し込みした記憶がない」という方々です。
そこでまずは、「クラウドボックス」の運営会社やサービス内容を解説します。
クラウドボックスの運営会社はStockTech株式会社
クライドボックスの月額利用料はソフトバンク光の料金に合算されて毎月請求されている方が多いので、「クラウドボックスはSoftBankのサービス」「クラウドボックスはソフトバンク光のオプションサービス」と思っている方がいますが違います。

[クラウドボックス]はSoftBankが運営するサービスではありません。
また、ソフトバンク光のオプションサービスでもありません。
サービス名 | クラウドボックス (CloudBox) |
運営会社 | StockTech株式会社 |
[クラウドボックス]はStockTech株式会社が運営するサービスです。
StockTech株式会社は、SoftBankのグループ会社ではありません。
(SoftBankとは資本関係にない会社です。)

[クラウドボックス]の月額利用料金がソフトバンク光の料金と合算されて毎月請求されている方の多くは「クラウドボックスはSoftBankが提供するサービス」と勘違いしていますが、実際はSoftBankとは関係ない会社「StockTech株式会社」が提供しています。
クラウドボックスのサービス内容

以下、クラウドボックスのサービス概要です。
サービス名 | クラウドボックス (CloudBox) |
月額料金 | プレミアムプラン: 月額1,639円 トランクルームプラン: 月額1,089円 |
サービス内容 | プレミアムプラン: トランクルーム +データバックアップ トランクルームプラン: トランクルームのみ |
クラウドボックスには「クラウドボックスプレミアム」と「トランクルームプラン」の2つのプランが提供されています。
ソフトバンク光の料金と合算請求されている方の多くは、クラウドボックスの「トランクルームプラン」に加入しています。
クラウドボックスの「トランクルームプラン」は、自宅の邪魔だけど捨てられない物を1箱の専用ボックスに重さ20kgまで詰めて郵送で送ることで保管してくれる「宅配型トランクルーム」サービスです。
クラウドボックスの「トランクルームプラン」は月額1,089円です。
(年間で13,068円もの出費となる計算です)

ソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の料金と合算請求されている方が多い「クラウドボックス」ですが、サービス内容を確認するとインターネット接続にはまったく関係ないサービスであることがご理解頂けると思います。
クラウドボックスはSoftBankにまったく関係ないStockTech株式会社という会社が提供しているサービスです。
特にクラウドボックスの「トランクルームプラン」はインターネット接続には関係がないトランクルームサービス(荷物保管スペース)なので不要な方は今すぐに解約しましょう。
クラウドボックス(CloudBox)の解約方法

ここからは、ソフトバンク光の料金に合算される[クラウドボックス(CloudBox)]の解約方法を解説します。
SoftBankでクラウドボックスの解約はできない
[クラウドボックス]の月額利用料はソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の料金に合算請求されています。

しかし、SoftBankのサービスではないのでSoftBankへ連絡しても[クラウドボックス]は解約できません。
SoftBankが提供していないサービスの解約手続きをSoftBankへ申し出ても受け付けてくれないのは当然です。
(ドコモの解約手続きなのに、SoftBankに連絡していることと同じです。)

SoftBankのサービスではない他社サービスの料金を、なぜSoftBankがソフトバンク光の料金と一緒に請求しているのか疑問ですよね。この仕組みについては後ほど解説します。
運営会社のStockTechへ連絡して解約する
上記でも解説しましたが、クラウドボックスはStockTech株式会社が運営するサービスです。
そのため、クラウドボックスの解約は提供会社であるStockTech株式会社へ電話をしてください。
クラウドボックスの解約を受け付ける電話番号は以下です。
電話番号 | 0120-952-621 |
受付時間 | 10:00~20:00 年末年始を除く |
上記の電話番号はStockTech株式会社が運営するすべてのサービスの総合案内の電話番号です。

上記のStockTech株式会社の電話番号に受付時間内に電話をしてオペレーターに繋がったら「クラウドボックスの解約手続きをしたい」と伝えてください。
上記の電話番号はStockTech株式会社が運営する様々なサービスの問い合わせ電話番号でもあります。そのため、「解約したい」だけ伝えると何のサービスの解約なのかが分かりませんので、必ず「クラウドボックスの解約」を伝えてください。
ソフトバンク光とクラウドボックスの料金が合算されている理由

[クラウドボックス(CloudBox)]はSoftBankとは関係ないStockTech株式会社が運営しているサービスです。
しかし、SoftBankとは関係ない会社が運営する[クラウドボックス]の料金がソフトバンク光の料金と合算されて、SoftBankがクラウドボックスの料金を毎月請求しているのでしょうか?
SoftBankは他社の料金を代行請求するサービスを提供している
SoftBankは携帯電話やインターネットをはじめ、様々なサービスを提供していますが「他社サービス利用料金回収代行」というサービスも提供しています。
他社サービス利用料金回収代行は、他社が運営するサービスの月額料金をSoftBankが代行して請求するサービスです。
他社サービス利用料金回収代行とは、他社が提供しているサービスの代金をソフトバンクが他社に代わって請求している料金です。
StockTech株式会社が運営している[クラウドボックス]の月額料金は、「他社サービス利用料金回収代行」を利用してStockTech株式会社の代わりにSoftBankが請求しています。

ソフトバンク光の料金明細の内訳を確認すると「他社サービス利用料金回収代行」と記載されています。

要するに、StockTech株式会社のサービス[クラウドボックス]の月額料金を、ソフトバンク光の料金に合算してSoftBankがStockTech株式会社の代わりに請求してあげている訳です。
他社サービス利用料金回収代行の仕組み
以下では、[クラウドボックス]の料金をSoftBankが代行して請求している「他社サービス利用料金回収代行」を仕組みをイメージ図を使いながら解説します。

まず大前提として[StockTech株式会社]と[あなた]の間でクラウドボックスの契約が成立しています。
そして、[StockTech株式会社]は[あなた]にクラウドボックスのサービスを提供しています。
あなた自身がクラウドボックスを直接「申し込んだ」「申し込んでない」に関わらず、[StockTech株式会社]と[あなた]の間でクラウドボックスの契約が成立している事に間違いありません。
申し込んだ記憶がない方は、誰が申し込んだのかを後ほど解説します。

[StockTech株式会社]は、SoftBankの料金請求代行サービスである「他社サービス利用料金回収代行」を利用してソフトバンク光の料金と共にクラウドボックスの月額料金をSoftBankに請求してもらっています。

もう一度整理すると、[StockTech株式会社]が運営するクラウドボックスの料金を[StockTech株式会社]に代わってSoftBankが請求してるサービスが「他社サービス利用料金回収代行」です。
ちなみに、SoftBankが他社サービスの料金を代行して請求する「他社サービス利用料金回収代行」は、[クラウドボックス]以外にも以下のようなサービスでも利用可能です。
提供会社 | サービス名 |
---|---|
株式会社ハイホー | サポートレスキュー がっちりパック プレミアムTV with U-NEXT ホリデープラン プレミアムTV with U-NEXT エンタメプラン スマートシネマ with U-NEXT ライトプラン |
StockTech株式会社 | スマートレスキュー丸ごと安心パック Cloud Box 松風プレミアム 端末サポート |
株式会社NTTドコモ | ひかりTV料金 |
ソフトバンク光と同時にクラウドボックスを申し込んでいる原因

ソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の料金に[クラウドボックス]の料金が合算されて毎月請求されている方の多くは「クラウドボックスを申し込んだ記憶がない」とおっしゃる方がほとんどです。
ここからは、クラウドボックスをいつ誰が申し込んだのかを解説します。
StockTechやSoftBankは何も悪くない
クラウドボックスを申し込んだ記憶がない方々は「SoftBankが勝手に申し込んだ」「クラウドボックスは詐欺会社だ」と口コミされている方が多いのですが、それは大間違いです。
まず、StockTech株式会社は[あなた]名義でクラウドボックスの申し込みがあったので月額料金を頂いてサービスを提供しているだけです。また、SoftBankもクラウドボックスの月額料金を代行して請求しているだけです。
そのため、StockTech社とSoftBank社は何一つ悪くありません。
StockTech株式会社はあなたの個人情報を持っていませんので勝手にクラウドボックスを申し込めません。また、SoftBankも関係ない会社のStockTech株式会社にあなたの個人情報を開示することも絶対にあり得ません。
ソフトバンク光の正規代理店(申込窓口)が黒幕
まず、クラウドボックスの申し込みには以下のすべての情報が必要です。
クラウドボックスの申し込みには個人情報が必要です。
そのため、「あなたの個人情報を知っている会社」が申し込みした可能性があります。
また、ソフトバンク光の料金と合算してSoftBankが代行して請求する「他社サービス利用料金回収代行」を利用するためには、「あなたのソフトバンク光の申し込み情報を知っている会社」が申し込みした可能性があります。
「あなたの個人情報」と「あなたのソフトバンク光の申し込み情報」をすべて知っている会社が1社だけ存在します。
それは、あなたがソフトバンク光を申し込んだ正規代理店(申込窓口)です。

あなたがソフトバンク光を申し込みした正規代理店(申込窓口)がクラウドボックスを申し込める唯一の会社です。
クラウドボックスがキャッシュバックの条件
ソフトバンク光の正規代理店では自社で独自特典を実施していることが多く、特に「キャッシュバック」特典を実施している正規代理店が多いようです。(その代理店経由でソフトバンク光を契約すると受け取れる代理店限定特典です。)
例えば、[正規代理店A社]が独自で実施するキャッシュバックは、[正規代理店A社]でソフトバンク光を契約した方に対して[正規代理店A社]がキャッシュバックするものです。(代理店各社によってキャッシュバック額や条件に違いがあります。)

上記の某正規代理店が自社運営するソフトバンク光の申し込み受付サイトを見ると、このサイト経由でソフトバンク光のインターネット契約すると75,000円キャッシュバックが進呈されるように見えますが、実際にはインターネット契約だけなら36,000円キャッシュバックです。
75,000円キャッシュバックを満額受け取るためには、このサイト経由でソフトバンク光のインターネット契約をする以外にも他のサービスにも加入することが条件となっています。
以下、某正規代理店で満額の75,000円を受け取るための条件です。
キャッシュバック | |
---|---|
ソフトバンク光 インターネット契約 | 36,000円 キャッシュバック |
以下のサービスにすべて加入 [まるごと安心パック] [クラウドボックス] [スマートシネマ] [がっちりパック] | +4,000円 キャッシュバック |
BiZiMo Wi-Fi 新規申込 | +10,000円 キャッシュバック |
ウォーターサーバー 新規申込 | +25,000円 キャッシュバック |
某正規代理店が表示する75,000円キャッシュバックを貰うためには、ソフトバンク光のインターネット契約以外にも「クラウドボックス」などのサービスに同時加入し、Wi-Fiサービスやウォーターサーバーにも同時加入しなければなりません。

このような正規代理店(申し込み窓口)でソフトバンク光を申し込んで、「満額のキャッシュバックが欲しいですか?」と質問されて「はい」と答えませんでしたか?
「満額欲しい」「なるべく多くキャッシュバックが欲しい」と答えると、以下のロジックでクラウドボックスを勝手に申し込みさせられます。
75,000円キャッシュバックを実施する某正規代理店の場合、
あなたが「75,000円キャッシュバックを満額欲しい」と答えたよね。
キャッシュバックを満額貰う条件に「クラウドボックスの同時加入」があるよね。
だから、あなたの代わりに「ソフトバンク光と同時にクラウドボックスも申し込んでおいたよ」というロジックです。

超グレーな手口でクラウドボックスを某正規代理店が勝手に申し込んでいる可能性が高いです。
契約は口約束でも成立します。
そのため、「初月無料だから」「ソフトバンク光が開通したら解約していいから」などとクラウドボックスを勧誘して、少しでもあなたがクラウドボックスの加入を了承する言葉を発すると契約が成立していしまいます。(勝手に申し込まれます。)
まとめ
この記事ではソフトバンク光(または、ソフトバンクエアー)の料金に合算して請求されている[クラウドボックス(CloudBox)]について解説しました。.
クラウドボックスの月額料金はソフトバンク光の料金に合算されて請求されている方が多いので、「クラウドボックスはSoftBankのサービス」「ソフトバンク光のオプションサービス」と思っている方がいるのですが間違いです。クラウドボックスはSoftBankのサービスでもなければ、ソフトバンク光のオプションでもありません。
そのため、クラウドボックスはソフトバンク光のインターネット接続サービスには直接関係ないので、不要な方はクラウドボックスを今すぐに解約することをおすすめします。(クラウドボックスを解約してもインターネットは接続できます。)
クラウドボックスの解約は以下の電話番号で手続きが可能です。
0120-952-621(受付時間:10時~20時)
クラウドボックスの「トランクルームプラン」の月額利用料1,089円(税抜:990円)は、SoftBankがソフトバンク光の月額料金と合算して毎月請求しています。(クラウドボックスの提供会社であるStockTech株式会社の代わりにSoftBankが料金を代行して請求する「他社サービス利用料金回収代行」が利用されています。)
しかし、クラウドボックスを申し込みした記憶がない方が9割以上います。
「クラウドボックス」を申し込みした記憶がないにも関わらず、ソフトバンク光の料金に「クラウドボックス」の料金が合算されて毎月請求されている場合、キャッシュバックを提示する正規代理店(申込窓口)でソフトバンク光を申し込んだ可能性が高いです。クラウドボックスの同時加入がキャッシュバックの条件となっている正規代理店でソフトバンク光を申し込み、その正規代理店がクラウドボックスを”勝手に”申し込んだ可能性が高いです。(勝手に、というよりは「簡単に説明をして契約者が理解しないまま申し込みを了承させた」が正しい言い方です。)
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ソフトバンク光の料金に合算請求されている[クラウドボックス]に加入している方で、[クラウドボックス]を一度も利用したことがない方は今すぐに解約することをおすすめします。