ソフトバンク光を契約する住所からの引っ越しをお考えですね。
ソフトバンク光をご契約中の[現住所]から引っ越しする方で、引っ越し先の[新住所]でもソフトバンク光を継続利用する場合には引っ越し(住所変更)の手続きが必要です。
本来は引っ越し先での回線工事も工事費の支払いが発生します。
しかし、2024年11月現在にソフトバンク光を契約する[現住所]から[新住所]へ引っ越しした際に実施する回線工事は[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]の適用により工事費は無料となります。
ソフトバンク光を契約中の方で引っ越し予定の場合は[現住所]で契約するソフトバンク光を解約して引っ越し先の[新住所]でソフトバンク光を新規で契約するよりも、引っ越し先の[新住所]で継続利用する引っ越し手続き(移転手続き)をした方が回線工事は無料ですし様々な手続きが簡素化されるのでおすすめです。
この記事では現住所で契約しているソフトバンク光を引っ越し先の新住所で継続利用するための移転手続き方法や手続きに必要な情報と手順を解説するとともに、引っ越し手続きで発生する費用(回線工事費や手数料など)、現住所で実施する可能性がある撤去工事、そして引っ越し先でソフトバンク光が継続利用できない場合のオススメ回線を解説します。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ソフトバンク光を引っ越し先でも継続利用するための主な流れ

ソフトバンク光を契約している住所から引っ越しが決まり、引っ越し先の新住所でもソフトバンク光を継続利用したい場合は引っ越し手続きの申し込みを行って引っ越し先でも回線工事を行います。
まずは、ソフトバンクの引っ越し手続きの申し込みから引っ越し先で利用できるまでの主な流れを把握しておきましょう。
- SoftBankへ引っ越し(住所変更)の申し込みをする
- 場合によって引っ越し前の転居元で撤去工事を実施する
- 引っ越し先の新住所で回線工事を実施する
- 回線工事完了後に契約者自身で接続設定を行う
以下で詳しく解説します。
Step① SoftBankへ引っ越し(住所変更)の申し込みをする
ソフトバンク光を契約中の[現住所]から引っ越しして、引っ越し先の[新住所]でもソフトバンク光のインターネットを継続して利用した場合にはSoftBankへ引っ越し(移転)手続きの申し込みが必要です。
お手続きがされないと、引っ越し先でインターネットがご利用できません
引用:https://www.softbank.jp/internet/set/data/terms/pdf/attention-sbhikari.pdf

ソフトバンク光の契約住所から引っ越す場合は「引っ越し(移転)手続き」が必要です。
引っ越し手続きをしないまま契約住所から引っ越しすると、ソフトバンク光を利用していないにも関わらず月額利用料(インターネット利用料)の支払いが発生しますし、引っ越し先でソフトバンク光を継続利用することができません。
ソフトバンク光の引っ越し手続きが可能な窓口は以下です。
上記のいずれかの窓口でソフトバンク光の引っ越し手続きを申し込めます。
一部のソフトバンクショップでは引っ越し手続きを拒否される場合があります。そのため、ソフトバンク光の引っ越し手続きは[電話]もしくは[My SoftBank]でのお手続きがおすすめです。
Step② 場合によって引っ越し前の現住所で撤去工事を実施する
ソフトバンク光を契約中の現住所(引っ越し前の住所)で、現住所の建物の管理会社(大家さん)から回線の撤去を求められた場合は回線を撤去するための撤去工事を実施しなければなりません。

撤去工事は、[建物と電柱の間に結ばれた不要になった回線の撤去]と[宅内へ引き込まれた不要になった回線の撤去]の2つの工事が実施されてます。(回線撤去工事の所要時間は約1時間程度です。)
ただし、管理会社(大家さん)が回線の撤去は不要と判断した場合は撤去工事は実施しません。
(ちなみに、回線を撤去せずに残したままにすることを[残置(ざんち)]と言います。)

ソフトバンク光を契約している現住所から引っ越し後に実施する可能性がある[撤去工事]を実施する日時は、引っ越し手続き時に希望を出すことができます。
撤去工事については後ほど詳しく解説します。
Step③ 引っ越し先の新住所で回線工事を実施する
続いて、[引っ越し先の新住所]へ入居後にソフトバンク光のインターネットが利用できるように新居の建物で[光回線]を繋げる回線工事が実施されます。

ソフトバンク光は[光回線]と呼ばれる”線”でインターネットに接続するサービスなので、引っ越し先の住所(建物)で光回線が利用できるよう回線工事を必ず実施しなければなりません。
引っ越し先で実施する回線工事は立ち合いが必要です。
(引っ越し手続きの際に在宅可能な日時を第二希望まで選択できます。)
回線工事の所要時間は概ね1時間程度で終了します。

回線工事の実施日時に不在だった場合は工事が実施できません。回線工事の実施ができなかった場合は再度2ヶ月以上待たされる可能性がありますので、必ず工事実施日時に在宅しておきましょう。
ソフトバンク光の回線工事は工事費の支払いが本来必要ですが、ソフトバンク光を引っ越し先でも継続して利用する場合は[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]の適用により工事費は無料となります。
Step④ 回線工事完了後に契約者自身で接続設定を行う
[引っ越し先の新住所]での回線工事が終了したら、続いて契約者自身で接続設定を行います。

引っ越し先の新住所で実施する回線工事日が近づくと、[インターネットご利用開始のご案内]という上記のような書面がSoftBankから郵送されてきます。
この[インターネットご利用開始のご案内]とい書面には、ソフトバンク光の接続設定に必要な[認証ID(S-ID)]と[認証パスワード]が記載されています。(接続設定後も大切に保管してください。)
引っ越し先の新住所で実施した回線工事後は契約者自身で接続設定を行いますが、接続設定に不安がある方はSoftBank公式サイトに「らくらく配線ツール」という便利なページが用意されていますのでご利用ください。

SoftBank公式サイトにある「らくらく配線ツール」を確認しながら設定を行えば、誰でも簡単に配線を繋げたりWi-Fiの設定が可能です。そのため、ソフトバンク光の引っ越し先での接続設定は安心してください。
ソフトバンク光の引っ越し手続き方法を解説

ソフトバンク光を引っ越し先の新住所でも継続契約する場合は引っ越し(移転)手続きを申し込みます。
ソフトバンク光の主な引っ越し手続きを受け付ける窓口は以下です。
ソフトバンク光の引っ越し手続きの申し込みを行う前に、以下の情報を事前に確認・決定しておくとスムーズです。

新住所への引っ越し日(新居の入居日)の2ヶ月前から引っ越しの申し込みが可能です。
しかし、引っ越しシーズン(3月~5月)は引っ越しに伴う移転工事が大変混み合いますので、新住所が決まり次第すぐに引っ越しの手続きする事をおすすめします。
ソフトバンクショップの一部の店舗では引っ越し手続きを拒否される場合があります。
ソフトバンクショップではソフトバンク光の引っ越し手続きを断り、「電話」や「My SoftBank」での手続きを案内される可能性が高いため、この記事では店舗での引っ越し手続き方法は解説しません。
電話で引っ越し手続きを申し込む方法
電話でソフトバンク光の引っ越しを申し込みする場合、以下のサポートセンターの電話番号へ電話をしてください。
電話番号 | 0800-111-2009 (通話料無料) |
受付時間 | 10時~19時まで |
しかし、この電話番号はオペレーターに大変繋がりにくいです。
混雑時はチャットサポートのURLが携帯電話のSMSに送信されて自動で電話が切れます。

どうしても「オペレーターと電話しながら引っ越し手続きをしたい」という方は、指定した日時にSoftBankのオペレーターから電話をしてもらう[電話サポート予約]のご利用をおすすめします。
以下、指定日時に折り返し電話をしてもらう[電話サポート予約]の利用方法を解説します。
まずは、以下のリンク先へアクセスします。


[認証ID(S-ID)]と[パスワード]を入力してログインしてください。
認証ID(S-ID)が分からない場合は[認証ID(S-ID)を確認したい方]を選択して必要事項を入力すると確認できます。また、パスワードが分からない場合は[パスワードをお忘れの方]を選択すると再登録することができます。


ログイン後は上記のような画面になりますので、SoftBankから電話をして欲しい日時を選択します。
また、問い合わせ内容詳細も150文字以内で入力してください。
問い合わせ内容では「ソフトバンク光を契約している住所から引っ越しが決まりました」など簡単で構いません。

最後に、SoftBankから電話をしてもらう[折り返し先電話番号]を確認してください。
(表示されている電話番号はソフトバンク光を契約時に登録した連絡先の電話番号です。)
表示されている電話番号とは違う番号に電話が欲しい場合は[変更する場合はこちら]を選択します。
以上、すべてを入力/選択したら[申込みを確定する]ボタンを押して終了です。
SoftBankから電話があるまでお待ちください。
My SoftBankで引っ越し手続きを申し込む方法
ソフトバンク光の引っ越し手続きの申し込みは契約者専用ページ[My SoftBank for Broadband]がおすすめです。
My SoftBankで引っ越し手続きを申し込む流れは以下です。
- My SoftBankへログインする
- セキュリティ番号で本人確認を実施する
- 現住所確認とオプションサービスの確認を行う
- 引っ越し先の建物タイプや住所を登録する
- 回線タイプを選択する
- 立ち会い可能な工事実施日を選択する
以下で詳しく解説します。
Step① My SoftBankへログインする
まずは、以下のリンク先のMy SoftBankのログイン画面にアクセスしてください。
上記リンク先からMy SoftBankにログインすれば引っ越し手続きが申し込めるページへ自動で移動します。
上記のリンク先へアクセスすると、以下のような画面になります。


[認証ID(S-ID)]と[パスワード]を入力してログインしてください。
[認証ID(S-ID)]と[パスワード]は、ソフトバンク光を契約後にSoftBankから送られてきた「ご利用開始のご案内」という書面または携帯電話のSMS(ショートメッセージ)に記載されています。
しかし、「ご利用開始のご案内」を紛失するなどして認証ID(S-ID)が分からない場合、認証ID(S-ID)の入力フォーム下にある[認証ID(S-ID)を確認したい方]を選択して必要事項を入力/選択すると確認できます。また、パスワードが分からない場合、パスワードの入力フォーム下にある[パスワードをお忘れの方]を選択するとパスワードを再登録できます。

また、上記画像のようにWi-Fiを切った状態の(5G/4Gで接続する)おうち割 光セットを適用している携帯電話(スマホ)でアクセスして[Wi-FiをOFFして自動ログイン]ボタンを押すことでもログインすることが可能です。

もし、既にMy SoftBankにログインした状態で上記のリンク先へアクセスした場合はログイン画面が表示されません。その場合は、以下のStep②から始めてください。
Step② セキュリティ番号で本人確認を実施する
上記のリンク先へアクセスしてMy SoftBankにログインすると、以下のような画面になります。

表示されている「送付先の電話番号」を確認して[送信する]ボタンを押します。
送付先の電話番号は変更できません。
(ソフトバンク光の契約時に登録した連絡先電話番号が表示されます。)

しばらくすると、上記の画像のように[送付先の電話番号]の携帯電話のSMS(ショートメッセージ)にSoftBankから3桁のセキュリティ番号が送信されてきます。

SoftBankから送信されてきた3桁のセキュリティ番号を入力して[本人確認をする]ボタンを押します。
10分以上経っても(または、何度チャレンジしても)SoftBankからSMSが届かない場合は、0800-111-2009(受付時間:10時~19時)へお問い合わせください。
Step③ 現住所確認とオプションサービスの確認を行う
本人確認が完了すると、以下のようなお引っ越し手続き画面になります。

[お引っ越しに関するキャンペーン]では、申込むにチェックが入っています。
(そのままの状態でチェックを入れたままにしておきます。)

続いて、「現在のご利用場所住所」を確認します。
(引っ越し前の現住所であるかを確認してください。)
「現在のご利用場所住所」に間違いがなければ[はい]を選択します。

続いて、「送付物受取先住所に関する確認」を行います。

「ご利用中のオプションサービスについて」を確認して[確認済み]にチェックを入れて次へ進みます。
Step④ 引っ越し先の建物タイプや住所を登録する
Step③の現住所などの確認が終了して次へ進むと、今度は引っ越し先の情報を登録する画面になります。

まず、引っ越し先の[建物タイプ]を選択してください。
続いて、引っ越し先の住所の郵便番号を入力して[住所検索]ボタンを押します。
郵便番号は「-(ハイフン)」なしで入力します。
例えば、郵便番号が111-2345だった場合は、1112345と入力します。


検索した郵便番号に該当する[丁目/字等]が表示されますので、引っ越し先の住所に該当するものを選択します。その後、引っ越し先の住所に該当する[番地」を選択します。


建物タイプの選択の際に[集合住宅]を選択した場合、該当する住所にある建物名(マンション名)が表示されますので、引っ越し先の集合住宅の建物名かを確認して選択してください。また、引っ越し先の階数や部屋番号も選択します。

引っ越し先の住所等に間違いがないかを確認してください。
(不足がある場合などはこの画面で入力します。)
引っ越し先の住所等に間違いがなければ[確定]ボタンを押します。
Step⑤ 回線タイプを選択する
引っ越し先の住所等を確定させたら、続いて[回線タイプ]を選択します。

引っ越し先の[回線タイプ]はどれを選んだ方が良いのか分からない方は以下を参考にしてください。
回線タイプを選択したら[確定]ボタンを押してください。
Step⑥ 立ち会い可能な工事実施日を選択する
続いて、工事を実施する日を選択する画面になります。

現在ソフトバンク光を契約している(利用している)引っ越し前の現住所で、ソフトバンク光で利用していた回線を撤去する[撤去工事]の実施日(立ち会える日)を選択してください。
引っ越し前の現住所(建物)の管理会社などに回線撤去が必要かを事前に確認してください。
撤去工事が[不要]または[未確定]の場合であっても工事希望日は必ず選択してください。
(とりあえず、工事希望日は引っ越し日で構いません。)

続いて、引っ越し先の新住所で実施する回線工事の希望実施日時を選択してください。
(第2希望では[曜日]と[時間帯]を選択できます。)

最後に確認画面で引っ越し手続きの申し込みで入力/選択した内容に間違いがないかを確認して、間違いがなければ申し込みをして手続きは完了です。
ソフトバンク光の引っ越し手続きに必要な費用

ソフトバンク光を契約中の現住所(引越し前の建物)から引っ越しする場合で引っ越し先の新居でも継続してソフトバンク光を利用する場合、引っ越し先でも回線工事が実施されて工事費が請求されるほか、様々な費用が発生する可能性があります。
そこでここからは、ソフトバンク光を引っ越し先でも継続利用する際に発生する費用を解説します。
引っ越し先で実施する回線工事の工事費
ソフトバンク光を引っ越し先で継続利用する場合でも、引っ越し先で回線工事が実施されます。
回線工事の工事費は以下です。
派遣工事あり | 31,680円 |
派遣工事なし | 4,620円 |
本来、ソフトバンク光の回線工事の工事費は工事業者が訪問する工事の場合は31,680円・工事業者が訪問しない工事(遠隔工事)の場合は4,620円の支払いが発生します。しかし、・・・

2024年11月現在にソフトバンク光を契約する住所から引っ越しして引っ越し先でもソフトバンク光を継続利用する方を対象に引っ越し先での回線工事が無料となる[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]を実施中です。
会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーンの概要は以下です。
特典内容 | SoftBank 光の 引っ越し工事費が0円 |
キャンペーン期間 | 2018年1月10日~ 終了日未定 |
以下の条件をすべて満たしたお客さまは、 SoftBank 光の引っ越し工事費が0円となります。
- 現在「SoftBank 光」をご利用中のお客さま。
- キャンペーン実施期間中に、以下[1]~[3]の条件を満たしたお客さま。
- SoftBank 光の引っ越し手続きをすること
- 引っ越し手続き日から引っ越し先の工事完了日が90日以内であること
- お申し込み後に移転工事日が変更になった場合は最大180日以内に工事完了すること。
- 引っ越し先の住所が決まっており、住所変更を伴った引っ越しであること
- 本キャンペーンの内容・期間および提供条件は予告なく変更する場合がございます。

本来はソフトバンク光を契約中であっても引っ越し先での回線工事の工事費は契約者が負担しなければなりませんが、2024年11月現在はキャンペーンの適用により引っ越し先の工事費は無料となります。
工事費以外に発生する可能性がある費用
ソフトバンク光を契約中の方が引っ越し先でも継続利用する場合には[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]の適用により、引っ越し先の新住所(新居)で実施する回線工事の工事費は無料です。
しかし、以下のようなケースの場合は費用が発生しますので理解しておきましょう。
以下で解説します。
引っ越し先の工事を土日祝日に実施する場合
ソフトバンク光を継続利用する[引っ越し先の新住所]で実施する回線工事実施日を[土日]や[祝日]に指定すると[土日工事割増金]の支払いが、回線工事実施時間を[夜間]や[深夜]に指定すると[夜間割増金・深夜割増金]の支払いが発生します。
土日休日工事割増金 | 3,300円 |
夜間工事割増金 (17時~22時) | 9,174円 |
深夜工事割増金 (22時~8時) | 18,348円 |
ソフトバンク光を引っ越し先でも継続利用する場合は[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]の適用で回線工事の工事費は無料とはなります。
しかし、土日祝日に工事を実施すると3,300円の割増金の支払いが発生するほか、夜間(17時~22時)で工事を実施すると9,174円・深夜(22時~8時)で工事を実施すると18,348円の割増金の支払いが発生します。
NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引っ越しの場合
NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引っ越しの場合は契約事務手数料の支払いが発生します。
契約事務手数料 | 3,300円 |
NTT東日本とNTT西日本が属する都道府県は以下です。

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本が所有する[光回線]をSoftBankが借りて提供していますので、[NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ]または[NTT西日本エリアからNTT東日本エリアへ]の引っ越しの場合は契約事務手数料として3,300円の支払いが発生します。
例えば、ソフトバンク光を契約中の現住所が「東京都」で、引っ越し先の新住所が「大阪府」だった場合、NTT東日本からNTT西日本へエリアをまたぐ引っ越しとなるため、契約事務手数料の3,300円が発生します。

ただし、同じエリアでの引っ越しの場合は契約事務手数料は発生しません。
光電話(N)を引っ越し先でも継続する場合
ソフトバンク光の固定電話オプションサービス[光電話(N)]を契約中の方で引っ越し先の新住所でも光電話(N)を継続利用する場合には以下の光電話(N)の工事費が発生します。
引っ越し先でも[光電話(N)]を継続利用するために実施する工事の工事費は、引っ越し前の現住所で使用している接続機器によって工事費に違いがあります。
工事費 | |
---|---|
ホームゲートウェイ(N)で 光電話(N)を利用している場合 | 2,750円 |
光BBユニットで 光電話(N)を利用している場合 | 1,100円 |

ソフトバンク光の固定電話オプションサービス[光電話(N)]を利用する場合には、[ホームゲートウェイ(N)]もしくは[光BBユニット]のいずれかの接続機器が必要となります。
引っ越し先でも[光電話(N)]を継続利用するために実施する工事の工事費は、引っ越し前の現住所で使用している接続機器が[ホームゲートウェイ(N)]の場合は2,750円・[光BBユニット]の場合は1,100円となります。
引っ越し先の新住所でも[光電話(N)]を継続利用する場合には、以下の注意点も理解しておきましょう。
ホワイト光電話を引っ越し先でも継続する場合
ソフトバンク光の固定電話オプションサービス[ホワイト光電話]を契約中の方で引っ越し先の新住所でもホワイト光電話を継続利用する場合には以下の費用が発生します。
電話番号変更あり | MNP解除あり 3,300円 MNP解除なし 1,100円 |
電話番号変更なし | 1,100円 |
MNP(番号ポータビリティ)とは、現在使用している同じ電話番号を他社のサービスで使用できる制度のこと。
引っ越し先の新住所でも[ホワイト光電話]を継続利用する場合には、以下の注意点も理解しておきましょう。
ソフトバンク光テレビを引っ越し先でも継続する場合
ソフトバンク光のテレビ視聴オプションサービスである[ソフトバンク光テレビ]を契約中の方で引っ越し先の新住所でもソフトバンク光テレビを継続利用する場合には以下の工事費が発生します。
テレビ台数 | 工事費 |
---|---|
1台 | 13,200円 |
2~3台 | 29,700円 |
4台以降1台につき | +5,500円 |
[NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへ]または[NTT西日本エリアからNTT東日本エリアへ]のエリアをまたいでの引っ越しの場合にはテレビ視聴サービス登録料として3,080円の支払いが別途必要です。
ちなみに、[ソフトバンク光テレビ]の提供エリアは以下です。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、福島県、長野県、宮城県、山形県、岩手県、北海道の各一部地域
東日本エリアでは、マンションタイプの場合、光配線方式のみご利用可能です。
ただし、宮城県、山形県、岩手県では、ファミリータイプでのみご利用可能です。
大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、三重県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、沖縄県の各一部地域
西日本エリアでは、ファミリータイプでのみご利用可能です。

ソフトバンク光テレビには、提供エリアや契約可能な建物があります。
そのため、例えば[ソフトバンク光テレビ]の提供エリア外の都道府県へ引っ越しする場合には、ソフトバンク光テレビのオプションを解約するしか方法がありません。
ソフトバンク光の引っ越しに伴う現住所での回線撤去工事

ソフトバンク光を契約中の現住所から引っ越しする場合に知っておきたい事が[撤去工事]です。

ソフトバンク光で使用していた現住所の回線を引っ越しに伴い撤去する工事のことです。
回線撤去工事が必要かを確認すべき人とは
まずは、以下の項目を確認してください。

上記のすべての項目に当てはまる方は、引っ越し前の建物の管理会社(大家さん)に連絡して「回線の撤去工事は必要か、それとも不要か」を必ず確認しておいてください。
引っ越し前の現住所の建物が[賃貸物件]であっても、ソフトバンク光を[集合住宅(マンションタイプ)]で契約している方は回線の撤去工事は不要です。
ちなみに、賃貸物件の場合は次に入居する方のために回線を撤去しない(残置する)、と判断する管理会社や大家さんが多いですが、念のために[ファミリータイプ]を[賃貸物件]で契約中の方は「撤去工事を実施する/実施しない」を管理会社等に確認してください。
回線撤去工事を実施する日時について
引っ越し前の現住所(建物)の管理会社や大家さんが「回線の撤去工事が必要」と判断した場合は撤去工事を実施します。
引っ越し前の現住所で撤去工事を実施する場合は立ち合いが必要ですが、ソフトバンク光の契約者の立ち会いが困難な場合は管理会社(大家さん)による立ち会いが必要となります。
撤去工事が必要と判断した管理会社(または大家)には、以下の内容を確認してください。
「撤去工事が必要」と判断した管理会社等には撤去工事をお願いして立ち会える日時を確認しておきます。
(引っ越し日以降の2週間以内程度で立ち会える日時を確認しておくと良いでしょう。)
引っ越し先がソフトバンク光の提供エリア外だった場合のオススメ回線

引っ越し先でソフトバンク光の提供エリア外(または、対応不可の物件)だった場合、ソフトバンク光を解約して他社のインターネット回線の契約を検討しなければなりません。
ただし、引っ越し先でソフトバンク光が契約不可だった場合は以下の光コラボサービスも契約できません。
ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMOとくとくBB光、GMO光アクセスなど
上記のサービスは「光コラボレーション」と呼ばれるサービスでNTT東日本/NTT西日本のまったく同じ[回線]「接続設備]を利用しているため、ソフトバンク光が契約不可だった場合は上記サービスも契約不可となります。
そこでここからは、引っ越し先の新住所がソフトバンク光の提供エリア外などで継続利用できなかった場合にオススメする他社のインターネット回線を解説します。
ソフトバンク光同様に[光回線]を利用したサービス
ソフトバンク光はNTT東日本/NTT西日本の[光回線]を利用してインターネットに接続するサービスですが、NTT東日本/NTT西日本の光回線は利用せずに独自の[光回線]を使用するサービスも提供されています。
以下の他社インターネット回線はソフトバンク光とは別のNTT以外の光回線が利用されているため、ソフトバンク光が提供エリア外などで引っ越し先で契約できなかったとしても契約できる可能性があります。
オススメ回線 | 提供エリア |
---|---|
NURO光 | 北海道 東北:宮城/福島/山形 関東:東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/栃木/群馬 東海:愛知/静岡/岐阜/三重 関西:大阪/兵庫/京都/滋賀/奈良 中国:広島/岡山 九州:福岡/佐賀 |
eo光 | 大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀/和歌山/福井 |
コミュファ光 | 愛知/岐阜/三重/静岡/長野 |
メガ・エッグ光 | 広島県/岡山県/山口県/島根県/鳥取県 |
ピカラ光 | 徳島/香川/愛媛/高知 |
ビビック光 | 福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島 |

引っ越し先でソフトバンク光が継続利用できず(契約できず)にお困りの方でSoftBank/Y!mobileの携帯電話(スマホ)を契約中の方には特に[NURO光]をおすすめします。
[NURO光(インターネット契約)]に加えて固定電話オプションサービス[NURO光 でんわ]にも加入すると、SoftBank/Y!mobileの携帯電話料金が毎月割引になる[おうち割 光セット]を適用することが可能です。
光回線の工事ができない場合はホームルーターを検討する
ソフトバンク光は[光回線]と呼ばれる”線”を利用してインターネットに接続するサービスなので、引っ越し先でも継続してソフトバンク光を利用する場合には光回線を利用できるように回線工事を実施する必要があります。
しかし、建物の接続設備や配線状況等により工事ができない物件も稀に存在しています。
回線工事ができない物件の場合はソフトバンク光をはじめとする[光回線]のサービスは契約できません。
引っ越し先の物件が回線工事不可または提供エリア外でソフトバンク光を継続利用できなかった場合は回線工事が不要なインターネット接続サービス「ホームルーター」を検討しましょう。

ホームルーターは専用端末が携帯電話と同じように[電波]を受信して[Wi-Fi]へ変換します。そのWi-Fiをパソコンやスマホなどに接続することでインターネットが利用できるようになります。
ホームルーターは[電波]を利用するため、契約住所での回線工事は不要です。
主なホームルーターサービスは以下です。
ホームルーターは[電波]を利用してインターネットに接続するので回線工事不要というメリットはありますが、電波は周辺環境に左右されやすく[光回線]のサービスよりも速度が遅いデメリットもあります。
まとめ
この記事ではソフトバンク光を契約中の方で引っ越しが決まった方を対象に、引っ越し先の新住所でもソフトバンク光を継続利用するための流れや手続き方法、引っ越し手続きに支払いが発生する費用、引っ越し前の現住所の撤去工事、そして、引っ越し先の建物でソフトバンク光が継続利用できなかった場合のオススメ回線を解説しました。
ソフトバンク光を引っ越し先(移転先)の新住所でも継続利用する主な流れは以下です。
- SoftBankへ引っ越し(住所変更)の申し込みをする
- 場合によって引っ越し前の転居元で撤去工事を実施する
- 引っ越し先の新住所で回線工事を実施する
- 回線工事完了後に契約者自身で接続設定を行う
ソフトバンク光の引っ越し(住所変更)の手続きは、サポートセンターの電話番号(0800-111-2009)、もしくは24時間いつでも様々手続きや確認が可能なソフトバンク光の契約者専用マイページ[My SoftBank]で申し込みが可能です。
2024年11月現在、ソフトバンク光契約者向けに[会員様限定・SoftBank 光お引っ越し工事無料キャンペーン]を実施しており、キャンペーン適用により継続利用予定の引っ越し先の回線工事の工事費は無料となります。
引っ越し前の現住所での撤去工事は基本的に不要ではありますが、賃貸にお住まいの方で管理会社や大家さんから回線の撤去を求められたら撤去工事が必要です。(引っ越し手続き前に事前確認をおすすめします。)
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ソフトバンク光は[光回線]を利用してインターネットに接続するサービスなので、引っ越し先の新住所でもソフトバンク光を継続利用するためには引っ越し先の新住所で光回線が利用できるよう回線工事を実施する必要があります。